・家田先生や漫画との出会い
なぜ東京大学を選んだのですか?
中国では子ども向けに、日本の漫画やアニメはとても人気がありました。僕もスラムダンクやドラゴンボール、ワンピースなどのファンです。漫画やアニメから日本に興味を持つようになり、日本で暮らしてみたいと思うようになりました。そんな時に上海で家田先生に一度お会いし、頭の良さや人柄の良さに強い印象を受けました。そこで、東京大学を留学先に選びました。
・震災後の東北を訪れた記憶
学生時代、一番印象に残ったのは?
東日本大震災です。(来日して半年後に経験)日本は大きな被害と損失を被りましたが、その時の日本人のたくましさは強く印象に残りました。町は災害の後も秩序が保たれ、人々は困難に打つ勝つためにお互い助け合っていました。交通研では東日本大震災をテーマにしたセミナーを行い、大きな成功を収めました。震災から一年後に東北地方を訪れ、そこに暮らす人々と語ったり、復旧の過程を見たりしたのも記憶に残っています。
・ これからも日本で続けたい仕事
卒業後、現在の仕事にはどのようにして就きましたか?
私は卒業してからインターネットで就職先を探しました。どの会社も秋から募集を受付けていたので、ウェブサイトで見て興味をもった会社にいくつか申し込みました。1社につき3−4回の面接を受けて、そのうちの一つに入社しましたが、4年後に転職を決意し、リクルートエージェンシーに申込みました。エージェントは私の経験やリクエストからたくさんのアドバイスや就職先を紹介してくれ、今の会社で働くことを決めたのです。
現在の仕事はどのような仕事ですか?
会社の内部監査部門で働いています。私の仕事は、会社の資金の運用効率、効果を確実にして会計報告への信頼度を上げること、および関連する法律や条例などのコンプライアンスを確実にすることです。
卒業後、現在の仕事にはどのようにして就きましたか?
今の仕事である内部監査や金融分析についての資格をとり、この分野の専門家になりたいです。日本で結婚し、妻も日本で働いています。家も建てましたので、もうしばらく日本に住むことになりそうです。
|